Spearmint absolute
Bạc hà lục absolute
Mentha spicata
Spearmint concrete, Menthe verte absolue
甘いスペアミント、チューインガム、グリーンなハーブ、かすかな干し草。精油より丸く鋭さが少なく、カルボンのノートは柔らかい。
主成分のカルボンはIFRAで制限されている(2020年)。リモネンを含み、閾値を超えるとEUで表示義務のあるアレルゲンである。
遮光・密閉して冷所で保管する。
| (R)-(−)-カルボン | 主成分 |
| リモネン | 主成分 |
| 1,8-シネオール | 含有 |
| ジヒドロカルボン | 含有 |
Mentha spicataは多年生のミントである。米国(ワシントン州、アイダホ州、オレゴン州、中西部)、中国、インドが主要な産地である。精油の生産量の大半はチューインガムと歯磨き粉に使われる。
カルボンには香りの異なる2つの鏡像体がある。スペアミントの(R)-カルボンは甘いミントの香り、キャラウェイシードの(S)-カルボンはキャラウェイの香りがする。分子の掌性が香りに影響する典型的な例である。
アブソリュートは2段階でつくられる。原料をヘキサンなどの非極性溶剤で抽出し、ワックス状のコンクリートを得る。次にコンクリートをエタノールで洗浄し、冷却してワックスを沈殿させ、濾過してアルコールを除く。残ったものがアブソリュートである。
スペアミント アブソリュートは精油に比べて少量しか生産されない。重い画分を保持し、より丸く、つぶした乾いた葉に近い香りがする。
調香では、スペアミント アブソリュートはグリーン、コロン、クールなハーブのアコードに用いられる。柑橘、バジル、ラベンダー、ベチバーと相性がよい。使用量はカルボンから計算する。
スペアミント アブソリュートは通常、暗緑色のペースト状である。評価ではすぐにカルボンが現れ、続いて乾いた葉と軽い干し草のノートが精油より長く持続する。石けんやオーラルケアでは、安価で扱いやすい精油のほうが一般的であり、アブソリュートは主に香水用である。クールなハーブ、ティー、グリーンのアコードに向く。ラベンダーやベルガモットと合わせると、メントールの冷たさのないフレッシュなグリーンのノートが得られる。原料の種を明記すべきである。