Blue lotus absolute
Súng xanh Ai Cập absolute (blue lotus)
Nymphaea nouchali var. caerulea (syn. Nymphaea caerulea)
Blue water lily absolute, Egyptian blue lotus
みずみずしいフローラル、わずかにフルーティー、パウダリーで、かすかな干し草と淡いハチミツ。柔らかく澄んでおり、くどくない。
ブルーロータス アブソリュートには、IFRA 51の索引に専用のスタンダードはない。
Nymphaea caeruleaを向精神性植物として規制している国があり、規則は国によって異なる。この素材は香料用であり、摂取用ではない。遮光・密閉して冷所で保管する。
Nymphaea caeruleaは東アフリカの川や湖、特にナイル川に生育するスイレンである。淡い空色の花は朝に開き、昼までに閉じる。この花は古代エジプトの絵画やレリーフにたびたび登場する。
ブルーロータスという名は誤解を招く。植物学的にはハス(ハス科)ではなくスイレン(スイレン科)である。両科は形態が異なり、ハスの葉は水面より上に立ち上がって切れ込みがなく、スイレンの葉は水面に浮かびV字形の切れ込みがある。
アブソリュートは2段階でつくられる。原料をヘキサンなどの非極性溶剤で抽出し、ワックス状のコンクリートを得る。次にコンクリートをエタノールで洗浄し、冷却してワックスを沈殿させ、濾過してアルコールを除く。残ったものがアブソリュートである。
ブルーロータス アブソリュートは主にエジプトとインドで少量つくられている。市販のアブソリュートの化学組成はほとんど公表されていない。
Nymphaeaの花には、ヌシフェリンやアポモルヒネなどのアポルフィンアルカロイドが含まれる。これが一部の国でこの種が規制されている理由である。アルカロイドは不揮発性で、香りの源ではない。
調香では、ブルーロータス アブソリュートはみずみずしいフローラル、ティーのアコード、エジプトをテーマにした作品に用いられる。ムスク、オリス、グリーンノートと相性がよい。
購入の際は、市場ではNelumboとNymphaeaの両方にロータスの名が使われているため、書類上の種名を確認すべきである。ブルーロータス アブソリュートは通常、緑がかった褐色のペーストである。ブルーロータスと称する製品の多くは、合成のアコードか花を浸した油である。