Mate absolute
Lá mate absolute
Ilex paraguariensis A.St.-Hil.
Yerba mate absolute, Maté absolute, Paraguay tea absolute
乾いた茶葉、干し草、刻みタバコ。かすかなスモークの筋と葉の青い苦み。ドライダウンはわずかにフェノール調で、乾いたウッディになる。
マテ・アブソリュートには、IFRA スタンダード第51次改正に専用のスタンダードはない。IFRAのティーリーフ・アブソリュートのスタンダード(制限、2020)は Camellia sinensis を対象とし、Ilex paraguariensis は対象外である。
マテは、規則2023/1545によるEUの香料アレルゲンリストに挙げられていない。リナロールなどの掲載成分は、各ロットの実際の含有量から算出する。
遮光・密閉して冷所で保管する。
| カフェイン | 不揮発性、葉で報告あり |
| リナロール | 葉の揮発成分で報告あり |
| α-テルピネオール | 葉の揮発成分で報告あり |
| β-イオノン | 葉の揮発成分で報告あり |
| β-ダマセノン | 葉の揮発成分で報告あり |
アルゼンチン · ブラジル · パラグアイ
マテは南アメリカ南東部原産の、モチノキ科の低木または小高木である。その葉からつくる浸出液は、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部で広く飲まれている。Ilex 属には数百の種があるが、調香用に商業規模で抽出されるのはマテだけである。
摘んだ葉はごく短時間炎にかざして酵素による酸化を止め、その後乾燥して粗く挽く。数か月熟成させる等級もある。この加工がスモーキーで乾いた葉の個性を生み、アブソリュートにもそれが残る。
アブソリュートは乾燥葉からつくる。葉を非極性溶剤で抽出してコンクリートを得て、エタノールで洗浄、冷却、濾過してワックスを除き、アルコールを除く。得られるのは暗色で粘性のある液体である。
調香では、マテ・アブソリュートはティー、タバコ、干し草の中間に位置する。フゼア、レザーアコード、グリーンリーフの構成、ダークフルーツのアコードに用いられる。香りが濃密でやや苦いため、使用量はふつう少ない。
マテ葉の揮発性画分はガスクロマトグラフィーで研究されている。報告されている化合物にはリナロール、α-テルピネオール、β-イオノン、β-ダマセノンがある。カフェインは不揮発性で葉に含まれ、アブソリュート中の量は加工によって異なる。正確な数値はサプライヤーの分析証明書によるべきである。
マテを茶(Camellia sinensis)と混同してはならない。両者は別の科に属し、組成が異なり、適用されるIFRAの規定も異なる。