Madonna lily absolute
Huệ tây trắng absolute
Lilium candidum L.
Lily absolute, Lily flower absolute, Lis absolute
甘い白い花、パウダリーでわずかにワキシー。軽いハチミツとかすかなスパイス。チューベローズよりフレッシュで、アニマル調の深みはほとんどない。
マドンナリリー・アブソリュートには、IFRA スタンダード第51次改正に専用のスタンダードはなく、EUの香料アレルゲンリストにも挙げられていない。
この素材は現在ほとんど生産されていない。リリーと表示された製品の多くは再構成品である。各ロットの性質はサプライヤーに確認すべきである。
遮光・密閉して冷所で保管する。
Lilium candidum は東地中海と中東原産の白いユリである。ラッパ形の花は初夏に開き、澄んだ甘い香りをもつ。ヨーロッパで最も古くから栽培されてきた花の一つである。
リリー・アブソリュートはかつてフランスでごく少量生産されていた。当初はアンフルラージュ、のちに溶剤抽出によるものである。収率の低さと高コストにより生産はほぼ途絶えた。現在、安定した商業的供給源を見つけるのは難しい。
Lilium の香りは種や品種によって大きく異なる。Lilium candidum アブソリュートの組成データはほとんど公表されていない。そのため本ページでは特定の成分を挙げていない。
調香では、リリーのノートはふつう、リナロール、ヒドロキシシトロネラール代替品、フェニルエチルアルコール、軽いスパイスを加える素材など多くの素材から再構成される。リリーと呼ばれる再構成品の多くは、Lilium longiflorum やオリエンタル系ハイブリッドなど別の種を目標としている。
本ページはマドンナリリー・アブソリュートを歴史的な素材として記録する。スズラン(Convallaria majalis)と混同してはならない。スズランは別の科の植物で、商業的な抽出物はない。